J1グランプリ優勝者決定

臨海セミナーで授業力№1講師を決めるJ-1 グランプリ。2023年第12回のグランプリは、中学受験科第2統括環八ブロック ブロック長の岸本先生に決定しました。学習塾の根幹は授業にあります。我々臨海セミナーの講師は授業力向上を常に目指し、日々研鑚をしています。生徒の点数UP・成績UP・志望校合格。そして生徒の笑顔のため。そんな思いからJ-1グランプリを実施しています。

授業力No.1決定戦「J-1グランプリ」とは

臨海セミナーで誰が最も授業力が高いのかを毎年競うイベントで、J-1グランプリの“J”は授業の“J”です。2012年に授業力の向上を目的に、弊社代表取締役、佐藤の発案のもと、私たち人材育成センターがはじめたもので、今年で12回目になります。臨海セミナーの各エリアで予選が行われ、今年は勝ち抜いた5名の講師の授業映像を約1,500名の正社員が視聴して投票しました。講師のみなさんには様々な気付きを得ていただき、よし今日から取り入れてみようとなればうれしいですね。今後は会場での生授業から投票する機会を復活したいです、イベントして、研修として、ますます発展をさせたいです。
人材育成センター副部長 柳原先生

人材育成センター副部長 柳原先生

J1グランプリの様子

1,500名の正社員による投票でグランプリが決定
表彰式の会場には数多くの講師や関係者が集まった

優勝者 岸本先生に聞く「J-1グランプリ」の意義と魅力

–優勝おめでとうございます。感想をお聞かせください。

2023グランプリに輝いた岸本先生

一言でうれしい限りです。優勝発表のとき、最初に自分の目に映ったのは中学受験科の全員が喜ぶ姿でした。自分のためだけでなく仲間に喜んでもらえたのは本当に良かったです。

今回は理科の「ボーリング」という地層の話をしましたが、子供たちにどう伝えたら良いのか、いかになるほど!と思ってもらえるかを考えて題材を選びました。父親が設計士なので、ボーリングとはどういうことかを聞きました。家などを建てるときに地盤の地層を調査するのがボーリングですが、化石や何時代といった知識だけでなく、自分の生活に身近なことも入試に出題されると知ることで、さらに興味関心が高まると考えました。

 

臨海らしさを忘れない

–J-1グランプリの授業で心がけたことを教えて下さい。

笑顔で質問に答えてくれた岸本先生

どんなときでも“臨海らしさ”を忘れないことです。授業中に、「何か凄そうなこと」はできますが、そこに“臨海らしさ”があることが大切だと考えています。自分が入社して1、2年目の時に上司から「授業で成績を上げるのが臨海だ」というお話を受けて、その臨海らしさを忘れずに、今大会でも授業をさせてもらいました。

 

まずは人の良いところを見る

–今まで講師をしていて苦労したことを教えて下さい。

私自身、様々な壁に当たることがありました。入社前は埼玉県内の塾でアルバイト講師を3年間やっていたので、ある程度の自信がありました。ところが社会に出てすべきことや保護者の方とお話することがわからず、周りに認めてもらえませんでした。ですから、そこでこれまでの考えをすべて捨てて、まず人の良いところを見て、臨海の会議・研修からたくさん盗んで真似る、それを子供たちにフィードバックする。それが生徒の笑顔のためにやるべきことだと考えました。

入社した頃を振り返る岸本先生

 

笑顔が明日への糧になる

–講師の”やりがい”とはどのようなものでしょうか?

やりがいは笑顔!

私たちの仕事は、生徒の成績を上げて合格してもらうことです。その目標に向けて日夜考えているので、時には厳しいことも言う場面があります。子供たちが自分の進む道で笑顔になれば、何だ岸本は…と思ってもらっても良い。だからこそ生徒や保護者の笑顔を見ると、ああ良かったと勝手に明日への糧にしています(笑)また卒業生が大学の合格報告に来てくれたり、J-1グランプリの結果を知って来てくれたりすると、やはり“やりがい”になります。

 

スモールステップ、目配り・気配り・心配り

–普段の生徒への接し方や授業の進め方で心がけていることは?

子供たちは今も昔もあまり変わらないですが、“しつけ”が大事だと感じることはあります。特に良い姿勢の子供は成績も良い傾向があります。今は多様な進路もあって大人は自分で考えなさいと言いがちですが、選択肢があり過ぎて子供たちは自分で決められない場合もあります。ですから、いろんなものを見て、一緒に考えようというサポートを常に心がけています。それによって、家庭では保護者の方と子供達とで方向性を決めていくきっかけになっています。

熱のこもった授業をする岸本先生

さらに臨海の授業では子供たちと一緒になって「スモールステップ」で授業を進めます。大人が難しい言葉をそのまま子供に伝えるのではなく、わかりやすく筋道を立てて一緒に確認しながら進めていく。また「目配り・気配り・心配り」。生徒の顔を見て今日はちょっと元気ないな、自分の言っていることがわかんないんだなと察知する。その前後の対面でのコミュニケーションを大切にしています。 

先生!サインしてください!

–優勝されてから、生徒や保護者の方からお声などはありましたか?

岸本先生は数々の賞を受賞されている

生徒から「先生、これにサインにしてください」と言われました!事務書類以外にサインなんてしたことなかったので驚きです(笑)。またJ-1グランプリのポスターが教室にあって「岸本先生が今度、決勝に出て優勝するかもしれないんだよ」とご家庭で話になったらしく「この前、家族ですごく喜びました」と保護者の方から声をかけていただき、とてもうれしくなりました。

 

生徒や保護者の方の笑顔のために

–今後の展望をお聞かせください。

変わらず「生徒や保護者の方の笑顔のため」に、頑張る講師であり続けたいです。このグランプリで私の目標のひとつは達成できました。また、いろんな講師がいろんな形で、私以上に「生徒や保護者の方の笑顔のため」と思っている講師がたくさんいますので、お互いに切磋琢磨していけたらと思います。

–将来、「教育」に携わっていきたいと思っている方へのメッセージをお願いします。

誰もが最初は初心者からスタートします。周りに見える成果を持つ者がいて焦り、ひときわ輝くものを持つ人がいて自分が焦り、そして焦ることで自信を失い、失敗をして自分の居場所を失くす方はおそらくいらっしゃって、現に私がそうでした。でもこんなに失敗続きで自信のない自分を助け、成長する機会をずっと与えてくれたのは、この臨海セミナーです。自分が持った夢を常に持ち続けてほしい。焦らなくて良いから、それをいつか叶えることができる場所だと思います。

–保護者の方にメッセージをお願いします。

受験では「家族全員で夢を持って戦っていただきたい」といつも思っています。主人公は子供たちですが、受験自体は家族のチーム戦です。みんなで夢を叶えるために何をしたら良いかを考えることが大切です。保護者の方には子供たちに「自信を持とう」と伝えていただきたいです。できないと最初からあきらめないで、自分を信じて私たちと一緒にやっていこうと声をかけ続けて下さい。

 

岸本先生は中学受験科雪谷大塚校で授業をしています!!
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