臨海セミナーで授業力№1講師を決めるJ-1 グランプリ。2023年第12回のグランプリは、中学受験科第2統括環八ブロック ブロック長の岸本先生に決定しました。学習塾の根幹は授業にあります。我々臨海セミナーの講師は授業力向上を常に目指し、日々研鑚をしています。生徒の点数UP・成績UP・志望校合格。そして生徒の笑顔のため。そんな思いからJ-1グランプリを実施しています。
授業力No.1決定戦「J-1グランプリ」とは
優勝者 岸本先生に聞く「J-1グランプリ」の意義と魅力
–優勝おめでとうございます。感想をお聞かせください。
今回は理科の「ボーリング」という地層の話をしましたが、子供たちにどう伝えたら良いのか、いかになるほど!と思ってもらえるかを考えて題材を選びました。父親が設計士なので、ボーリングとはどういうことかを聞きました。家などを建てるときに地盤の地層を調査するのがボーリングですが、化石や何時代といった知識だけでなく、自分の生活に身近なことも入試に出題されると知ることで、さらに興味関心が高まると考えました。
臨海らしさを忘れない
–J-1グランプリの授業で心がけたことを教えて下さい。
まずは人の良いところを見る
–今まで講師をしていて苦労したことを教えて下さい。
笑顔が明日への糧になる
–講師の”やりがい”とはどのようなものでしょうか?
スモールステップ、目配り・気配り・心配り
–普段の生徒への接し方や授業の進め方で心がけていることは?
さらに臨海の授業では子供たちと一緒になって「スモールステップ」で授業を進めます。大人が難しい言葉をそのまま子供に伝えるのではなく、わかりやすく筋道を立てて一緒に確認しながら進めていく。また「目配り・気配り・心配り」。生徒の顔を見て今日はちょっと元気ないな、自分の言っていることがわかんないんだなと察知する。その前後の対面でのコミュニケーションを大切にしています。
先生!サインしてください!
–優勝されてから、生徒や保護者の方からお声などはありましたか?
生徒や保護者の方の笑顔のために
–今後の展望をお聞かせください。
変わらず「生徒や保護者の方の笑顔のため」に、頑張る講師であり続けたいです。このグランプリで私の目標のひとつは達成できました。また、いろんな講師がいろんな形で、私以上に「生徒や保護者の方の笑顔のため」と思っている講師がたくさんいますので、お互いに切磋琢磨していけたらと思います。
–将来、「教育」に携わっていきたいと思っている方へのメッセージをお願いします。
誰もが最初は初心者からスタートします。周りに見える成果を持つ者がいて焦り、ひときわ輝くものを持つ人がいて自分が焦り、そして焦ることで自信を失い、失敗をして自分の居場所を失くす方はおそらくいらっしゃって、現に私がそうでした。でもこんなに失敗続きで自信のない自分を助け、成長する機会をずっと与えてくれたのは、この臨海セミナーです。自分が持った夢を常に持ち続けてほしい。焦らなくて良いから、それをいつか叶えることができる場所だと思います。
–保護者の方にメッセージをお願いします。
受験では「家族全員で夢を持って戦っていただきたい」といつも思っています。主人公は子供たちですが、受験自体は家族のチーム戦です。みんなで夢を叶えるために何をしたら良いかを考えることが大切です。保護者の方には子供たちに「自信を持とう」と伝えていただきたいです。できないと最初からあきらめないで、自分を信じて私たちと一緒にやっていこうと声をかけ続けて下さい。