臨海セミナーでは「部活生全力応援プロジェクト」で、生徒の部活や習い事と学業の両立を応援していますが、同時に働く人たちのクラブ活動もサポートしています。この「臨海50マラソン」ではクラブの責任者にインタビュー。今回は、自然の恵みを楽しむ会 金光先生(本部総務部臨海教材センター・庶務課)にクラブ活動の実際をお聞きしました
自然の恵みを感じることで心身をリフレッシュ‼
ー 自然の恵みを楽しむ会とは?
私たちの生活は、自然や生きものから多くの恵みを受けています。
自然の恵みを感じることで、自然との一体感を感じ心身のリフレッシュを図れます。
山頂に立つ時に広がる絶景を見ると、日常のストレスを忘れ、達成感を味わえます。
また、登山などで日頃の運動不足も解消でき、仲間との絆も深まります。
自然に触れることで四季折々の自然の変化を感じることもできます。
自然の恵みを楽しむ倶楽部の活動を通して、自然を通じた社内のチームワークの構築を図り、自然の魅力を感じ絶景を通して心身のリフレッシュを図っていければと思っています。
ー 倶楽部が発足した経緯と現在の活動内容を教えて下さい。
運動不足解消とアウトドアで何か活動できないかと考えていた時、総務部総務課や庶務課、臨海教材センタースタッフの皆さんが企画を立てられており、色々話をしていく中で盛り上がり「じゃあやってみよう」と倶楽部発足となりました。私自身もそんなに経験が多いわけではありませんので、特別なスキルがなくても『初心者でも誰でも参加できる倶楽部』を目指しています。
日帰りの登山など、自然と触れ合うことのできる企画を計画しています。
次回は10月に秋の登山を実施予定です。
自然の恵みを楽しむ会責任者 金光先生のご紹介
県立大学前校の室長に就任後、文庫ブロック長、横須賀エリア長、臨海エリア長を歴任。現在は本部総務部で勤務。
参加者みんなが清々しい気持ちになれる
ー第1回を開催してみて良かったことを教えて下さい
2024春・活動第1回目は4月28日(日)神奈川県の『足柄・金時山』登山でした。
多くの参加者が集まってくれたことにこの倶楽部の潜在的ニーズを感じました。かつて同じ地域で働いていたスタッフや新卒のみんなと交流できた非常によい機会でした。登山道はしっかりと整備され道も明瞭でした。
公時神社分岐からは息が切れる急登となりました。焦らずそれぞれのペースで登りました。
途中からは眺望も開け、振り向けば大涌谷まで見通せる見事な絶景が待っていました。
山頂に到着!山頂からはうっすらと富士山が見えました!また、箱根外輪山の山々、箱根の街並みを一望できました!
山頂でみんなで食べたお弁当の味のおいしかったこと!これも忘れられません。
とにかく自然が素晴らしい。自然の美しさに心が洗われ、本当に清々しい気持ちになりました。登山の途中や山頂で、部署を超えてみんなで色々話ができたのもとてもよかったと思います。参加者からも『参加して良かった』との好評をいただきました。
参加者の感想 ~粕谷先生~
三ツ境校、瀬谷校、鶴ヶ峰校で教鞭をとり、現在は総務部インフォメーションセンターで活躍中。
ー粕谷先生が「自然の恵みを楽しむ会」に参加することとなったきっかけは?
私が所属している、総務部内から倶楽部活動を立ち上げるとのことで「参加しませんか」、とお声がけいただいたことがきっかけです。第1回は箱根にある金時山に登るということで、山に登る経験は今までなかったので多少不安はありましたが、新しいことに挑戦する機会は中々社会人になると無いなと思ったのと、日頃から運動不足なのでこれをきっかけに身体を動かす習慣を付けようと思い、参加することにしました。
ー参加されてみて、いかがでしたか?
登山は未経験かつ普段から運動していなかったので、最後まで登れるか不安はありましたが、道中はみんなで声をかけあい、励ましあうことで登りきることが出来たと思います。
山頂に着いた時は達成感がすごくありましたし、なにより山頂で皆と食べるお弁当は最高に美味しかったです。また、新卒やベテラン、本部、現場といろんな人が参加していたので話題が尽きず楽しく過ごすことが出来ました!(例えば、登山のスペシャリストによる疲れない登り方やお城の話、きれいな風景写真の撮り方、水泳経験者は歩きも登りも早い!(笑)など・・・)
いろんな人と交流しお話することで、学びもありとても有意義に過ごすことが出来たのではないかと思います。思いきって参加して良かったです!
ー今後、自然の恵みを楽しむ会を通じてやってみたいことは?
自然の恵みを楽しむことが目的なので、桜や紅葉など四季を感じられる時期に登山やハイキング、キャンプなど色々なことをやってみたいですし、今は首都圏中心ですが少し遠くまで足を伸ばして滝や渓流がある場所や日本の絶景と呼ばれる場所にも行ってみたいです!また、この会を通じて共通の趣味や話題を持つ人が集まり、仕事以外での繋がりを作ることが出来ればいいなと考えています。次回は秋頃に高尾山に行くという話も伺っています。紅葉シーズンなので景色は綺麗なのかなと思うと、次も楽しみです!
誰もが参加したい時に自由に参加できる倶楽部を目指す
ー今後の活動予定や目標について教えて下さい
社内の横のつながりを増やす機会やリフレッシュの機会として男性、女性、年齢に関わらず誰もが参加したい時に自由に参加できる倶楽部を目指していきます。
- ・参加者同士でコミュニケーションを とることで横の繋がりができる
・倶楽部を通じて、 職員間の繋がりを広げる
・倶楽部を通じて、通常業務の活力につなげる
第1回は神奈川県で実施しましたが、今後は他のいろんな県の登山にも挑戦していきたいと思います。
仕事と休日のメリハリをつける
ー臨海セミナーで働くことと、プライベートのバランスを教えて下さい
「仕事の時は仕事、休みの時は休み」のメリハリをつけるようにしています。
最近週末は家族に料理を作っていますが、楽しいです。料理内容を考えて、妻や子供がおいしそうに食べている姿を見てよかったな、と感じるときはうれしいですね。
ーご自身の中高時代、勉強と部活(習い事)の両立はどうされていましたか?
中学生の時は水泳と生徒会副会長をやっていて、夜に個人塾に行っていました。
うまく時間のメリハリがつきにくかったのですが、「学校の勉強の時は勉強」「学校の勉強以外の時はその時の活動」「塾の時は塾の勉強」とその時やることを集中してやっていました。
『当たり前』ではなく『感謝』
ー将来、教育に携わっていきたいと思っている方へのメッセージをお願いします
塾講師の仕事について聞かれたら、「この仕事は感謝される仕事です」と答えています。私が1年目の入試合格発表の時、生徒から「先生合格したよ!」と言われた一言、生徒1人1人から「先生やったよ!」「点数上がったよ!」と言われた言葉が、今でも忘れられません。それが私の講師の原点になっています。
コロナ禍で社会全体が大きく変化し、「これまで当たり前だったことが当たり前ではなくなった」ことがありました。その時にいろいろなことに「ありがたみ」を感じるようになりました。例えば『いつでも好きな時に普通に買い物に行くことができる』『毎日配達してもらえる』『当たり前のように病院で診察してもらえる』『自然を楽しむことができる』など。 色々あると思います。そして一番思ったのは、『学校に行ける』。そして生徒が普通に『塾に来てくれる』『授業ができる』『一緒に勉強ができる』そのことが本当にうれしく「ありがたい」と感じました。
『当たり前』でなく『感謝』。
これは、どの時代にも通じる普遍的なキーワードだと思っています。教えるということは楽しいことばかりではありません。時にはうまくいかないことがあったり、体や気持ちがついていかず、しんどいときもあると思います。しかし、忙しくも充実した時間を過ごせる、生徒たちと接する、成長する姿を見て喜びを感じながら、自分自身も成長できる。それはきっとありがたいことだと思います。教育に携わる皆さんの未来のためにも、今自分ができるベストを尽くして頑張ってください。