臨海で働く社員の声を皆様へお届けします。今回は臨海で働いて15年を迎えた社員から2名の方をご紹介します。長く講師を続けてきて、生徒への思い、教育業界に対する想いなどを語って頂きました。
勤続15年代表 小野先生
中学受験科星川校に配属。その後中学受験科蒲田校に異動。神奈川で培ったスキルを東京でも発揮し支部長へ就任。地域の責任者として活躍。
人材育成センターへ異動、内定者のフォローや社員の研修に全力を注ぐ。
現在は人事部管理課、専門総合主任として社員のサポートをしています。
さまざまな環境でのやりがい
–入社してからの15年間を振り返って、どのような感想をお持ちですか?
15年経っていたのか、というのが正直な感想です。入社時、6年は頑張ろうと思っていたのが、気付いたら15年経っていました(笑)おそらく、環境や役職が変わるごとに、やりがいが変化していったことが要因ではないかと思っています。教室を任されれば、生徒や保護者のために、支部長になれば、スタッフのキャリアを何とかしたい、人材育成センターでは、入社前や入社後のサポートをしたい。それぞれの環境で、やりがいを見出せたことは自分にとってプラスだったと思います。今は『「臨海保健室」のような、職員の相談窓口を作りたい』がモチベーションです。上長や周りからの「やってみろ」と後押ししてくれる社風も大きいのだと思います。ただし、当然そのために何が必要で、何をやれば良いか等は、教えてもらうものではないので、実現のために必要なことを考えながら、日々業務に取り組むようにしています。
–在籍している部署やチームについて、職場の雰囲気はいかがですか?
人事部管理課にて、職員管理、手続き、労務対応をメインで行っております。社員の入口から出口までを担当する部署なので、入口では不安を少なく、出口ではこれまでの感謝を伝えるよう心掛けています。管理課では、パートも専任も自分より年次や経験が豊かな方が多く、日々サポートしてもらっているな、と感じています。自分がアナログ人間なので、新しいことは若いスタッフに上手に頼って業務を進めています(笑)。チームとして、雰囲気や目標を大切にする点は、現場と変わらないなと感じています。人事部としては、会社の窓口、また心臓部であるというプライドを持って業務に取り組むようにしています。現在、「Rinkaiアルムナイ」という退職者限定のコミュニティサイトの運営も担当しております。退職後も臨海に感謝している、臨海と繋がりたいという声も聞き、新たな居場所づくりを目指しています。
余談ですが、息抜きを一緒にできる仲間が人事スタッフにいるのも大きいです!休日はもっぱら一緒にバスケ観戦にいっています(笑)。
–臨海に通っている生徒やその保護者に対する想いを教えてください。
これまで15年授業をしなかったことはありません。今でもスポットという形で授業を担当させていただいています。一番は教室スタッフの方針を大事にしますが、自分だから伝えられる、届けられることがあると思うので、これまでの中学受験科での経験は出し惜しみなく伝えるようにしています。今でも家庭で話題にしてもらえたり、保護者からも声を掛けてもらえたりすることはありがたいですし、授業をし続けて良かったなと思います。そもそも、中学受験はしなければならない受験ではありません。それでも挑戦するには当然プラスαがあり、挑戦して良かったと思える受験にして欲しいと思っています。中学受験にしても、高校受験にしても、どの選択肢も正解であり間違いは無いと思いますが、結果に関わらず、選んだ道を自分で正解にできるような力を養ってもらいたいと思っています。
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–新入社員や後輩にはどのようなフォローを心がけていますか?
教室スタッフ時代と異なり新入社員と直接同じチームで、という機会は減ってしまいました。管理課の後輩にしても、20歳近く離れているので、どちらかというと保護者目線に近いかもしれません。優れている点は自身でどんどん磨いてもらえたらと思っているので、基本は後輩が苦手としている点で、都度声を掛けるようにしています。「こうなって欲しい」という理想像を伝え、「気付いたら言う」と事前に話しておくことで、声掛けを受け入れて聞いてくれると思っています。自分ではなく他のスタッフから伝えてもらう方が効果的な場合はチームスタッフを頼ることもあります。教室スタッフ時代もそういった接し方・チーム作りを心掛けていました。その結果、今でも教室スタッフとの交流があると思っているので、今後も続けていきたいと思います。また、キャリアとして自分のような選択肢もあるというモデルケースになれたらと思っています。やりたいことをやるにも、目の前のことを一生懸命やっていたら、やりたいことに繋がっていたなど、女性もキャリアを意識するようになれたらと考えています。
今後の教育業界は
–今後、教育業界を目指す人へメッセージをお願いします。
教育業界を目指す方は、「誰かのために」という思いや、やりがいを持っている方が多いのではないかと思っています。公教育にしても、民間教育にしても、様々変革の時でもあり、教育とは何が正解なのか、国レベルで考えるタイミングなのだろうなと思っています。その時に大事なのは、机上の空論ではなく、実際に教育の場に身を置き、誰かのためにできることを考えることだと思います。日々、生徒や保護者から学ぶこと気付くことも多く、悩み迷うこともあります。誰かのためにという軸の中で、自分も成長できるのが教育業界なのではないでしょうか。是非、教育の現場に身を置くことを一歩目としてやってみてもらえたらと思います。臨海は「人を大事にする」会社です。人との繋がりを大事にする人が多いなと感じます。「誰かのために」は生徒のため、保護者のため、スタッフのため、自分のためです。是非、一歩目を踏み出してもらえたらと思います。