輝く!臨海shine! 吉田先生編

臨海で働く社員の声を皆様へお届けします。今回は臨海で働いて25年を迎えた社員の中から2名の方をご紹介します。過去の経験や、大切にしている考え方、教育業界に対する想いなどを語って頂きました。

 

勤続25年 吉田先生

小中学部溝の口校より講師デビュー。たまプラーザ校室長に就任。その後宮前平校室長兼川崎BL長へ。センター北校開校室長兼港北BL長を経て、北部BL長に就任。その後、小中事業部本部を経て、現在は業務本部・経理部給与課責任者として活躍しています。

 

常に変化に対応してきた

–入社してからの25年間を振り返って、どのような感想をお持ちですか?

20年以上も勤めていると、節目での選択に迫られることがあり、自分の予想外の展開もたくさんありました。そんなときは、「何を選ぶか」も大事ですが、「選んだ後どう頑張るか」がもっと大事だと考えています。室長⇒BL長⇒小中本部⇒経理部と環境や役職の変化がありましたが、その1年目は本当に大変だった記憶しかありません…。ただ、2年目ではこうしてみよう、更に次の年はこうしてみようと年々アップデートを繰り返し、仕事のやりがいを見出していきました。そうこうしているうちにあっという間に20年以上が過ぎていった印象です。しなければならない苦労としなくてもいい苦労があると入社当初に教わった記憶がありますが、自分にとってはしなければならない苦労が多く、良い経験をさせていただいたと思っています。

 

信頼関係の構築が第一歩

–仕事をするうえで大切にしていることは?

まずは人の信頼を得るということです。現在であれば、準契約講師を含む約6000名の全社員に信頼される本部部署をあるべき姿と考えています。あとは特に現場のエリア長先生方が労務・給与系の対応をする上で、何かあれば吉田に相談してみようと思ってもらえるように心がけています。
また、その時々の思いや出会いを大切にしています。 8年間の地域責任者の経験や自分の得意分野を小中事業部全校に展開したいと思い、最大母体である小中事業部に強力な本部機能を充実させるべく、当時発足して間もなかった小中本部に志願しました。当時作ったシステムが現在も引き継がれていたり、貢献できたことにすごく喜びを感じます。
現在は経理部にて日々の業務に携わらせていただいておりますが、これも御勇退された吉川さんにお声がけ頂いたことがきっかけです。これも一つ、出会いに感謝だと思っています。

–日常から仕事に活かされているところはありますか。

学生時代から始めた居合道の稽古は日本刀を携え、仮想敵と向きあうことで神経が研ぎ澄まされ、日々の業務への集中力に活かされています。また30年ぶりに再開した剣道では対峙した相手に向かっていく気攻めを磨いています。これが困難な仕事に向かっていく気持ちに繋がっています。また、授業や会議研修を通して身に付けた発信スキルは、武道における後進の指導にも役立っています。

–今までで印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

自分の節目に担当した生徒たちは鮮明に覚えています。
たまプラーザ校室長一年目に担当した生徒や、センター北校新規開校時に担当した生徒はいまだに覚えています。当時、まだまだ未熟だった自分にも精一杯ついてきてくれたのにも関わらず、生徒の思うような結果が出せませんでした。受験期を迎えるたびに思い出します。
ただ、常に生徒保護者のことを全力で考え、サポートし続けていた結果、最優秀教室に選出されたり、また港北地域を管轄していた時代は生徒保護者ファーストを浸透させ、最優秀地域に選出されたときは自分のやってきたことは間違っていなかった、と非常に嬉しい気持ちになったことを今でも覚えています。

経験を糧に

–今後、教育業界を目指す人へメッセージをお願いします。

今、任されている部署の業務を極限までオート化し、多くの人の力を使わなくても円滑に回る仕組みを構築したいと考えています。その上で、更に会社をよりよくしていくための提案・改善を図りたいです。急激な時代の変化に追いついていく必要があります。まだまだ新しいチャレンジは積極的に行っていきたいです。
そして、自部署、業務本部、臨海の10年後(60周年)の発展に貢献し、自分もその60周年を笑顔で迎えられたらなと、思っています。

 

実際に親になってわかること

–現在、教育業界に携わっている人へメッセージをお願いします。

現在私には小6と小3の息子がいます。現場で指導をしていたころは子供がおらず、本当の意味で子を持つ親の気持ちはわからないと思っていましたが、それがある種の強みだとも考えていました。今、特に小6の長男が週3回臨海に通う姿を見ていると、親の気持ちが本当の意味でわかった気がして、今また教壇に立つと、違った指導ができるだろうと思っています。その時々の環境、置かれている立場で様々な感情が動く仕事だと思います。時々初心不可忘(じじのしょしんわするべからず)で頑張ってください!

–今後、教育業界を目指す人へメッセージをお願いします。

私は節目では必ず良い人に恵まれ、良い環境をいただいてきたお陰で今があると考えています。
次は自分がその立場になりたいと考え、教育業界に入りました。今後、教育業界を目指す皆さんは、未来を担う子供たちに無限の可能性を与えられる力を秘めています。
ご縁を大切にすること、それが必ず自分に返ってきます。勉強以外にも大切なことを、教えられる講師をぜひ目指してください。